2026年1月30日、韓国の国立環境科学院(NIER)は、化学物質の登録及び評価に関する法律(K-REACH)に基づき、「化学物質有害性評価結果」の改訂案を公示しました(公示第2026-1号)。
今回の改訂では、新たに有害性評価が完了した物質の追加だけでなく、これまで秘密保持期間(データ保護期間)によって秘匿されていた新化学物質の情報が公開されるなど、化学物質管理の透明性を高める措置が盛り込まれています。
見直しの方向性
1. 新たな有害性評価結果の追加(56物質)
有害性評価が完了した56物質が「既存化学物質」のリスト(附録2)に追加されました。それぞれの物質について、固有番号、化学物質名、CAS番号、有害化学物質への該当有無、分類・表示(GHS)、物理化学的特性、および詳細な有害性データが公示されています。
2. 既存の有害性情報の更新(5物質)
新たに取得されたデータに基づき、すでにリストに掲載されている既存化学物質5つの有害性情報が修正・更新されました。
3. データ保護期間終了に伴う情報公開(67物質)
法的保護期間(2024年末まで)が終了した新化学物質67件について、これまで秘匿されていた具体的な化学物質名称およびCAS番号が一般に公開されました。
意見公募期間
本改訂案に対する意見がある場合は、2026年2月19日まで書面にて提出することが可能です。
まとめ
韓国へ化学物質を輸出、または韓国国内で製造・使用している企業は、自社の取扱物質が今回のリスト(附録)に含まれているか、また有害性分類に変更がないかを速やかに確認する必要があります。
有害性分類が新しく追加・変更された場合、安全データシート(SDS)および製品ラベルを最新の情報に更新し、現地の規制を遵守する義務が発生します。
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