リンは原子番号15の元素です。電子部品などに使用する樹脂材料の多くは、難燃性を持たせるために難燃剤を含有させています。

リン系難燃剤の中でも特に赤リンは、フェノール、エポキシ、ポリカーボネート、ポリプロピレン等の多くの樹脂に対して難燃剤として使用することができ、REACH規制やRoHS指令等により臭素系難燃剤の使用制限がかけられたことによって、それらの代替難燃剤としての仕様が増えてきています。赤リン系難燃剤の毒性は極めて低く発がん性に関する報告もありませんが、高温多湿な状況では有毒なホスフィンガスが微量発生することが知られています。
また、赤りんは空気中の水分で容易に酸化し、りん酸を生成します。
赤リンが使用された絶縁材料は水分によって絶縁劣化する場合があり、生成されたりん酸によりショート・焼損の不具合が発生する事例が発生しています。
電子部品の中でも、ACアダプターやAC電源コードにおいて発火事故が多く、発火に至らないケースであっても動作不良に繋がるため、注意が必要です。
リン酸エステル系難燃剤としては、リン酸トリフェニル、リン酸トリス(2-クロロエチル)、リン酸トリス(1,3-ジクロロ-2-プロピル)等があります。
これらについても、臭素系難燃剤の代替物質としての仕様が増えており、繊維製品や日用品等に広く使用されています。

分析項目 CAS No. サンプル量 分析方法 下限値 納期 価格
リン   30g US EPA 3050B または
US EPA 3052
(ICP-OES)
2ppm 10営業日 11,000円~
赤リン(定性分析)   30g Pyrolysis GC/MS Positive/Negative 12-15営業日 38,000円~
三酸化アンチモン 1309-64-4 30g US EPA 3052
※アンチモンの測定結果より算出
2ppm 8-10営業日 23,000円~
リン酸トリフェニル
Triphenylphosphate(TPP)
115-86-6 30g GC/MS 5ppm 12-15営業日 39,000円~
リン酸トリス(2-クロロエチル)
Tris(2-chloroethyl)phosphate(TCEP)
115-96-8 30g GC/MS 5ppm 12-15営業日 39,000円~
リン酸トリス(1,3-ジクロロ-2-プロピル)
Tris (1,3-dichloro-2-propyl)
phosphate(TDCPP)
13674-87-8 30g GC/MS 5ppm 12-15営業日 60,000円~
上記、分析料金は税別となります。
分析試料やご案内ラボによって異なります。
まずは一度ご相談ください
ご依頼の流れをご確認ください。
Step.1
Step.2
分析機関に分析試料を送付する
Step.3
分析終了後に速報のご連絡
Step.4
報告書を納品
Step.5
請求書を郵送。指定口座に請求金額をお振込み下さい
※1検体の重さが500g以上の場合は、送料を別途お見積りさせていただく場合がございます。

◆ご注文の流れ(分析オーダーシステムについて)

分析オーダーシステムは主に3つのSTEPでご注文となります。
img step01
お客様の登録
https://www.bunseki-dger.jp/
※最初一度だけご登録が必要となります。
img step01
分析サンプルの登録
分析サンプルの登録を行います。
※次回からは選択のみになります。
img step03
分析のご依頼
分析依頼をします。
※お見積書の発行も可能です

 

試料・サンプル等送付先

送付先
株式会社ディファレント 化学分析部
送付先住所
〒135-0007 東京都江東区新大橋3-5-1 平野ビル1F