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【ニュース】韓国:2028年1月1日より「PET缶」の製造・輸入を全面禁止へ

韓国環境部(ME)は、資源の再活用促進とプラスチック廃棄物削減に向け、「資源の節約と再活用促進に関する法律(資源再活用法)」の下位法令改訂案を公開しました。 本改訂案では、自動リサイクル選別工程を著しく阻害している「PET缶(ボディが透明/着色PETで、フタが金属製の複合容器)」について、2028年1月1日より韓国国内での製造・輸入・販売を全面禁止する方針が明記されています。

韓国環境部(ME)は、資源の再活用促進とプラスチック廃棄物削減に向け、「資源の節約と再活用促進に関する法律(資源再活用法)」の下位法令改訂案を公開しました。

本改訂案では、自動リサイクル選別工程を著しく阻害している「PET缶(ボディが透明/着色PETで、フタが金属製の複合容器)」について、2028年1月1日より韓国国内での製造・輸入・販売を全面禁止する方針が明記されています。

禁止対象となる「PET缶」と規制の背景

今回禁止対象となる「PET缶」は、缶飲料のように金属(アルミニウム等)のイージーオープンエンド(EOE)フタを持ち、胴体部分がPET樹脂で形成されている複合容器です。

・リサイクル上の課題: 金属とPETが強固に結合しているため、既存のリサイクル選別施設で分離・破砕することが困難であり、再生PETフレークの品質を低下させる大きな原因とされていました。

・代替素材への変更要求: 今後、韓国市場へ飲料や食品(テイクアウト用容器含む)を供給する事業者は、完全なアルミ缶、または単一素材でリサイクルが容易な透明PET容器などへの切り替えが必要となります。

企業に求められる実務上の対応

韓国へ食品・飲料、および容器・包装資材を輸出する企業は、以下のステップで適合性点検を進める必要があります。

・包装資材の仕様点検: 韓国向け輸出品の容器にPET缶(金属フタ+PET胴体)が使用されていないか点検する。

・代替容器の適合性評価・分析: 単一PETや別素材へ切り替える際、食品接触材料(FCM)としての安全基準を満たしているか、また溶出物や樹脂成分に問題がないか初期段階で確認分析を行う。

まとめ

韓国の「2028年PET缶禁止案」は、世界的に加速する「単一素材化(モノマテリアル化)」および「リサイクル適合性(Recyclability)」重視の規制潮流を象徴する動向です。

パッケージ素材を変更する際には、単に形状を変えるだけでなく、新しい容器が各国の食品安全基準や樹脂の規格試験に適合しているかを客観的な分析・試験データで証明することが不可欠となります。韓国市場へ製品・容器を供給している事業者は、代替素材の検討とあわせて早期の品質・安全確認を進めることが推奨されます。

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